「ADHDの子に通信講座が合うのか、合わないのか、調べるほど分からなくなる──」。
そんな夜を重ねていたお母さんへ。わが家がすららを候補にして、最終的に進研ゼミを選ぶまでに考えたことを、ここで全部書きます。
仲の良いママ友の子(ADHDの中学生)もすららを使っていて、その話を聞かせてもらったことがあります。この記事では、わが家がすららではなく進研ゼミを選んだ理由と、友人から聞いたすららの話をまとめてお伝えします。
わが家の状況──通信講座選びに苦労した背景
塾代と中学受験で追い詰められた私にとって、月数千円〜8,000円で基礎から復習できる家庭学習は、家計と息子の自信を同時に支える選択肢でした。費用比較は「教育費の現実と費用比較」で詳しくまとめています。
塾という選択肢が閉ざされた中で出会ったのが、家庭学習でした。
それまで月4万円の塾代を払っていましたが、起立性調節障害で月の半分は休んでしまう状態。シングルマザーの収入で個別塾の1時間8,000円を払い続けるのは限界でした。離婚してからずっと「息子の教育にだけはお金を惜しみたくない」と働きづめでしたが、貯金が減っていく恐怖と、何を選んでいいか分からない不安で、夜中にスマホを握りしめて通信講座の口コミを読み漁る日々でした。
すららを候補に入れた理由
息子がADHDグレーゾーンと分かり、自宅学習を比較検討したとき、すららが気になったのは以下の3点です。
- 発達障害の子の利用を想定した設計であること
- 無学年式で、中学1年生の基礎からやり直せること
- 出席扱い制度に対応していること
- 学習塾1,000校以上/学校1,000校以上での導入
- 40万人以上の利用実績
- 【勉強のプロ】が認める教材としての設計
- 発達障害の子向けの無学年式×対話型設計
他の家庭学習は「普通の子」を想定して作られている印象が強い中、すららだけは「うちの子みたいな子のために作られている」と感じました。
友人の子がすららを選んだ理由(友人の話)
仲の良いママ友の子(中学2年生・ADHD)もすららを使っています。友人の子は不登校で、出席扱い制度を利用できる教材を探していたそうです。
また、友人の子は息子とは違って、コーチに見守ってもらう方が安心するタイプ。同じADHDでも子どもの性格によって合う教材は違うんだな、と友人の話を聞いて感じました。
友人から聞いたすららの特徴
友人から、しばらく経った頃にすららの話を聞く機会がありました。話していた内容を、私がメモしていた範囲でまとめます。
① アニメーションの授業が見やすい
すららの授業は、キャラクターがアニメーションで説明してくれるそうです。テキストを読むのが苦手な子でも、「見ているだけ」で内容が入ってくる感覚だと友人は話していました。
ADHDの子は文字を読むことへの集中力が特に低い傾向がありますが、映像なら比較的長く見ていられるとのこと。友人の子も「すららの授業は楽」と言っているそうです。
② 1単元が短い
1つの単元が約15分で完結するそうです。「あと少しで終わる」が見えるから続けやすいと。長い授業動画だと途中で離脱してしまう子でも、すららの15分はちょうどいい長さだと友人は話していました。
③ AIが「次にやるべきこと」を決めてくれる
ADHDの子にとって、「自分で何をやるか決める」のが大きなハードルになりがちです。すららのAIが苦手分野を自動判定し、次にやるべき問題を提示してくれるので、何も考えずに「出された問題を解くだけ」でいいそうです。
④ すららコーチのサポート
専任のコーチが学習の進捗を見守り、保護者に連絡をくれるそうです。「今週はここまで進みました」「少しペースが落ちているので声かけしましょうか」といったフォローがあり、親一人で管理しなくていい安心感があると友人は話していました。わが家の息子はコーチの伴走を嫌がるタイプなので合いませんでしたが、友人の子にはそのサポートが合っていたようです。
友人から聞いた「気になった点」
① 月額がやや高い
月額約8,000〜10,000円(コースによる)。スタディサプリの2,178円と比べると約4倍。ただし、ADHDや不登校に特化したサポートを考えると、この価格帯の意味はあると友人は話していました。わが家も月4万円の塾代を払って半分休まれていた時期があるので、月8,000円前後で毎日使える教材であれば意味があるという感覚は同感です。
② 高校受験の実戦演習は弱め
基礎の学び直しには強いけれど、受験直前の過去問演習や応用問題は物足りないと友人は感じたそうです。受験期には別の教材を併用することも視野に入れた方がよさそう、とのこと。
③ キャラクターが「幼い」と感じる子もいる
アニメーションのキャラクターが小学生向けっぽいと感じる中学生もいるようです。友人の子は気にしていないそうですが、プライドが高い子には抵抗を感じる可能性があるとのこと。
友人から聞いた、しばらく経ってからの感想
友人が「以前より自分から机に向かう時間が少しずつ増えてきた」「勉強のことで声を荒げることが減った」と話していたのが印象に残っています。
具体的な変化は家庭によって違うはずですが、合う教材に出会えると、家の空気そのものが変わる場面があるんだなと、友人の話を聞いていて感じました。
ADHDの子の特性に合わせて設計された無学年式教材。合う子にはしっかり馴染む教材だと、友人の話を聞いていて感じました。
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それでもわが家が進研ゼミを選んだ理由
魅力的な教材でしたが、最終的にわが家は進研ゼミを選びました。理由は3つあります。
① 息子はコーチの伴走が負担になるタイプだった
すららには「すららコーチ」という専任コーチがつきます。学習の進捗を見守ってくれる仕組みですが、うちの息子はコーチの伴走が負担に感じるタイプでした。分からないことを質問したり他人に干渉されることを嫌い、自分のペースで自己完結したい子です。
学校に行けない日が続いたときも、息子は部屋でギターを弾いたり料理をしたりして、自分のペースで過ごす時間を必要としていました。自宅学習にも同じ空気を求めていたのだと思います。タブレット完結型の進研ゼミなら、コーチの声かけに気を取られず、自分のペースを守れる。そう判断しました。
② 幼稚園から進研ゼミと公文の馴染みがあった
息子は幼稚園の頃、進研ゼミの「こどもちゃれんじ(しまじろう)」をやっていました。また小学生の頃は公文にも通っていて、進研ゼミだけでなく色々な学習習慣に触れてきた子です。
中学生版の進研ゼミにしまじろうは出てきませんが、「進研ゼミなら安心」という感覚が、親子の中に自然にありました。新しい教材を始めるときの心理的なハードルは、わが家にとってはできるだけ低い方がよかったのです。
③ 大手の安心感と費用面
進研ゼミは誰もが知っている大手。シングルマザーで相談できる相手も限られている中、「困った時に大手の方が対応してくれそう」という判断は大きかったです。
費用面でも、進研ゼミは約8,000円で、タブレット中心でありながらテキストもついてくる充実ぶり。中学受験で合計450万円以上使ってきた後だけに、少しでも費用を抑えたい気持ちもありました。
結果として息子には合っていて、自主的に勉強するようになり志望高校にも合格できたので、わが家の選択は間違っていなかったと思っています。
ADHDの中学生に「すらら」「進研ゼミ」どちらが合う?
友人の話とわが家の経験を踏まえて、タイプ別に整理します。
すららが合いそうなタイプ
- 不注意型で集中力が短い
- 不登校で学年を遡って学び直しが必要
- 出席扱い制度を利用したい
- コーチに見守られる方が安心する
- 親が学習管理から解放されたい
進研ゼミが合いそうなタイプ
- 他人の伴走より自分のペースを重視する(コーチの声かけを負担に感じる)
- 幼少期からベネッセ/進研ゼミに馴染みがある
- 大手の安心感を重視する
- 月額費用を抑えたい
- タブレット完結型で完結したい
どちらの教材も「合う子には合う」タイプの通信講座です。大事なのは、お子さんの性格に合った教材を選ぶことだと、友人の話を聞きながらあらためて感じました。
みっこの本音──友人の話を聞いて思ったこと
友人の子がすららで楽しく続けている話を聞くと、正直嬉しいけれど少しモヤモヤもする。「うちも同じのにすればよかったかな」って。でもうちの息子とあの子は違う子で、合う教材も違う。比べても仕方ないんだけど、親心としてはどうしても気になるんですよね。
息子にはコーチより自分のペースが大事だった。友人の子はコーチがいる方が安心だった。正解は子どもの数だけある。それを、友人との会話で何度も確かめさせてもらった気がします。
最後に
すららが全てのADHDの子に合うとは限りません。わが家の息子には進研ゼミの方が合っていましたし、友人の子にはすららが合っているようです。
すららが気になる方は、まず無料体験で、お子さんの反応を見てみてください。5分でも画面に向かえたら、それは大きな一歩です。
わが家のように「すららは候補から外したけれど、別の教材で結果につながった」というケースもあります。発達障害・不登校・起立性調節障害のお子さんに合いやすい教材を、実際に息子に試したものを中心に比較しました。教材選びで迷っている方は、まず読み比べてみてください。
- わが家の状況──通信講座選びに苦労した背景
- すららを候補に入れた理由+公式情報まとめ
- 友人の子がすららを選んだ理由と、友人から聞いたすららの話
- それでもわが家が進研ゼミを選んだ理由(コーチ伴走負担・しまじろう馴染み・大手安心感)
- ADHDの中学生に「すらら/進研ゼミ」どちらが合うか(タイプ別の目安)


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